主人公は猫猫(まおまお)という名の少女です。中国の名前で、猫は中国語でmao(マオ)と発音します。
少女の猫猫がどのような生い立ちで、どのように成長していくのか、普通ではない日々を描いた興味深い物語で、シーズン2が待ち遠しい!
シーズン1(第1話~第13話)
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
オープニング曲は緑黄色社会の『花になって』、エンディング曲はアイナジエンドの『アイコトバ』です。花になってぇ~♪というフレーズが頭から離れなくなります。
第1話 猫猫
引用元:TVアニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
猫猫は突如、人さらいにさらわれて後宮に売られて下女として働くこと・・・。という、いきなり人身売買から始まります。ポップな感じでサラッとさらわれて働きだしましたが、昔はこんなこともあったのでしょうか。
下働き先として配属された場所が、後宮の選択係で女性だらけ。日本でいえば大奥の中で掃除洗濯係といったところでしょうか。身分が低いのは想像できます。住み込みなので最低限の衣食住は与えられるわけです。
後宮には帝(みかど)から龍愛を受ける女性が数名暮らしているのですが、その女性達が出産した子どもが皆、短命なのです。帝の子どもといえば王位継承権があるわけですから一大事です。
「帝の御子の連続死は呪いのせい」
こんな噂を聞いて興味を持った猫猫は自分でできる範囲で調べ、見事解決に導きます。
原因を突き止めて切れ端に書き止め、気が付いてもらえるように後宮の窓辺に置きました。
第2話 不愛想な薬師
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
猫猫(まおまお)が置いた切れ端に書かれた原因を改善すると、御子の体調がみるみる改善されました。呪いなどではなかったわけです。
もう一人の主役級である宦官の壬氏(じんし)がここから登場します。壬氏はある作戦を使って、切れ端を置いたのが猫猫であることを見抜きます。
猫猫は薬の知識があることや字が書けることを知られ、上級妃である玉葉妃(ぎょくようひ)の侍女兼毒見役となります。
侍女とはお付きの世話係であり、毒見役とは食事に毒が入れられてないか、先に同じものを食べて毒見をする係の者ですね。
これはスゴイ大出世だね!
第3話 幽霊騒動
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
ある日、後宮内で下記のような噂がたちます。
城壁の上で女の幽霊が踊っている。
幽霊の正体とは一体何なのでしょう。
第4話 恫喝
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
猫猫は皇帝から梨花妃の治療をして欲しいと頼まれます。皇帝といったらもちろん一番偉い人ですから、逆らえるわけないです。むしろこれはお願いではなく命令なわけです。
猫猫は原因を探そうとしますが、梨花妃の侍女に邪魔され、近づくことさえままなりません。
第5話 暗躍
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
松茸とはそんなに普通にそこらに生えているんですね。すっかり後宮医師と打ち解けた猫猫(まおまお)。やぶ医者呼ばわりしてますが。
呪いを解く薬を作ってくれませんか。
両手がかぶれた男がそう言いながらやってきました。
第6話 園遊会
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
とうとう園遊会当日。寒空の中、侍女(じじょ)同士の代理戦争も裏では盛んに行われています。
上記の怯えている女性は里樹妃といって、9歳で先帝の妃(きさき)になりました。そして先帝が亡くなってから一度出家して、現皇帝の妃になったのです。
先帝は・・・そういう趣向だったのでしょう。現皇帝はそのような趣味はないようで、いまは形だけの妃のようです。
第7話 里帰り
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
幼い猫猫が父親の手を握り、「おやじぃ」と無邪気に呼ぶ夢から目が覚める猫猫。故郷で一人暮らしをしている父親の様子が気になります。
猫猫(まおまお)は里樹妃が自分の侍女達からいじめられており、それにすら気が付いていないことに気が付きます。
第8話 麦稈(むぎわら)
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
3日間の里帰り。久しぶりに実家に泊まった猫猫(まおまお)は、早朝、助けを求めに来た禿(かむろ)に連れられて娼館に向かいます。禿とは位の高い遊女が連れる13歳ぐらいまでの見習いの少女のことですね。
娼館のベットの上では、男と妓女とが倒れていました。口元には白い泡が。猫猫の適切な処置のおかげで、二人とも一命をとりとめました。
男は豪商の息子で女癖が悪い。医者ではなく薬屋を呼びに行った禿。口止めの為に金払いの良い経営者。妓女に同情的な他の遊女たち。
猫猫はこれは殺人だと考えを張り巡らせますが、それはあくまで想像であり終わったこと。ここは花街。
第9話 自殺か他殺か
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
壬氏(じんし)が昔世話になったというコウネンという、50歳過ぎの武官の男が酒の飲みすぎで亡くなります。酒飲みだったが酒には強かったといいます。
割れた酒瓶を調べると大量の塩が含まれていました。誰かが酒瓶に塩を入れた可能性があります。偶然なのか他殺なのか。
猫猫(まおまお)はお酒を普通にたしなんでいますが何歳なんだろう。話からすると20歳はこえてないみたいです。
また別件で、外の堀から女性の死体があがりました。前の晩、塀の上から身を投げたようです。これも自殺なのか他殺なのか。後宮の下女で後に遺書が見つかり、自殺として処理されます。
第10話 蜂蜜
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
柘榴(ざくろ)宮の阿多妃(ああどうひ)は、齢(よわい)35だそうです。齢とは年齢や歳の頃をさす言葉です。始め”弱い”かと思い35,6歳のことなのかと思いました。
お茶会はこの後宮では妃の仕事です。今回は玉葉妃(ぎょくようひ)の屋敷に、里樹妃(りんしゅひ)が招待されています。
壬氏様に阿多妃の柘榴宮に3日間手伝いに行くように指示されます。侍女頭(じじょがしら)の風明(ふぉんみん)は人当たりが良く、仕事のできる人です。実家は養蜂所をしているため台所には高級品の蜂蜜がたくさんあります。
後宮では侍女になるのも家柄が必要らしく、侍女頭となれば実家は太い模様です。
第11話 二つを一つに
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
後宮の書物を見て、過去にあった阿多妃とその息子の事件を知った猫猫(まおまお)。気になって阿多妃の侍女頭の風明(ふぉんみん)の元で、阿多妃の息子の死因を探ろうとします。
阿多妃(ああどうひ)の出産時に立ち会った医者は猫猫の養父だったのです。当時の皇后と出産の時期が重なり、阿多妃への対応は後回しにされました。
無事出産は出来ましたが、出産後の体調が悪かった阿多妃の代わりに、風明が赤ん坊の世話をしていました。しかし赤ん坊は幼くして無くなってしまったのです。
その理由を風明は里樹妃との会話の中から気が付いてしまったのです。その話を阿多妃が里樹妃から聞くことのないように、風明は里樹妃を遠ざけたのです。
猫猫は風明に提案を持ち掛けます。
風明は里樹妃を毒殺しようとした黒幕なのでの処刑は免れませんでしたが、赤ん坊の死因は誰にも知られることはありませんでした。もちろん阿多妃にも。風明は自分よりも阿多妃が大事だったんですね。
第12話 宦官と妓女
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
阿多妃の侍女頭である風明に対する処罰は、彼女の親族だけでなく、その関係者にまで及びました。もう本人だけの話では済まないのが恐ろしい・・・。
風明が大物で実家も大きかったので関係者の数はとんでもない数に及びます。猫猫が売りとばされた商家も含まれており、猫猫も関係者として後宮を解雇されてしまいます。
第13話 外廷勤務
引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト
壬氏(じんし)様に身請けされるかたちで宮廷に戻れることになった猫猫(まおまお)。今度の職場は皇帝妃が住む後宮ではなく、壬氏の邸宅です。
結構早い段階で感じていたのですが、壬氏様にとって猫猫は特別な存在なんですね。
これから壬氏様と猫猫の関係がどうなっていくかも楽しみです。
下記記事(第14話から第24話)に続きます。