しあわせは食べて寝て待て【第六話】それぞれの出会いと旅立ちネタバレ感想

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今回はまさかの八つ頭さんにロマンスが!人生っていつ、どんな時に出会っちゃうか分からないものですね。

目次

それぞれの悩み

スーパーで金柑(キンカン)を手にする麦巻さん。値段は798円。高い。

以前、梅シロップを教えてくれた女性と鉢合わせします。反橋リクさんです。

金柑は風邪予防にピッタリ。美肌効果もあり。

来月になったらもう少し安くなるはずと、何度か気が合います。

大豆ミートを手に取りますが戻してしまいます。

反橋宅での食事風景。と思いきや、おやすみと言って玄関を出ます。そしてひとフロア階段を登り、玄関を開けてベットに飛び込みます。本棚には「野菜で満たされる暮らし」、「ベジタリアンの生き方」「大人になってからのアレルギー」、「田舎で暮らすという選択」、「豆ってすごい!」「移住で叶える自給自足ライフ」などなど。

場面は変わってファミレスにいる麦巻さん。八つ頭さんも来ました。そして麦巻さんの壁を挟んで、あの反橋さんがあんみつをバクバク食べています。

どうやら麦巻さんと八頭さんは、司さんからスイーツの無料クーポンがあるからとお誘いを受けて、司さんを待っているみたいです。

住んでいる地域の新聞の折込にしか入ってない特別なものだと八頭さんから教えてもらいます。

八つ頭さんは普段は何をしているんですかと、麦巻さんは尋ねます。昔は勤めていたけど、今は何もしていませんと八頭さんは答えます。

八つ頭さんは親にそんなに引きこもっていて幸せなのと聞かれたそうです。八つ頭さんは幸せになるというイメージすらわかないのだと言います。

麦巻さんも、幸せになるってことがどのようなことなのか分からないと、静かに八つ頭さんに共感を示します。

「一歩一歩ですよ」と、司さんが登場します。

「きっと山登りみたいなものなんだと思いますよ。」

壁越しに反橋さんも話を聞いていたようで、幸せになることについて考えているようです。

どうやらこの反橋さんも、八つ頭さんや麦巻さんと同じように悩みを持っているようですね。

一歩一歩

一歩一歩、階段を登っていく麦巻さん。職場の階段のようです。

麦巻さんが出社したすぐ後に、唐社長も出社してきました。

お土産の温泉プリンを後でみんなに分けてと、麦巻さんに手渡します。

唐社長は温泉地の町おこしで新商品のパッケージデザインの仕事のため、福島に出張に行っていたようです。

お昼ご飯の麦巻さんのお弁当。黒い食材は髪の毛や足腰などの老化に良いそうです。

日常の中で体調を整えるっていいことだなと、唐社長が言い出します。

福島でコケシ職人の人に出会いました。この方は去年、福島を旅していた時に、たまたま通った温泉に寄ったら喘息が和らいだそうです。

興味津々の麦巻さん。

温泉に通っているうちに、たまたまコケシ職人の募集を見つけて、やってみたらこれが意外と向いていた。今は東京から移住して永住を考えているそうです。

住む場所は仕事で決めるのがほとんどだが、本来住む場所は自分の体に合ったところに構えるのが正しいと思えてきたと、唐社長は言います。

コケシ作りなんて私には無理ですという麦巻さんに、他にもいろんな仕事を移住者に紹介しているみたいだよと、ホームページを見せてくれました。

お家に帰って福島の本を読む麦巻さん。

自然の力で体調を整える。案外向いているかもしれないと、インターネットで調べます。1LDKで家賃が3万円台。安いですね。

群馬、長野、宮城、新潟も視野に入れる麦巻さん。

「移住 膠原病(こうげんびょう)」で検索をかけると、実際に膠原病を持っていて移住した人のブログなどを目にします。

大きな変化はないけど去年の今頃と比べると体が楽になっているなどと書かれています。

場面は変わって残業中の麦巻さんの職場です。職場のマシコ君は唐社長に、「どうして麦巻さんに移住の話をしたのか?」と聞きます。

マシコ君は麦巻さんが体調も悪くて生活もギリギリなのにハードルが高すぎるし、もし上手くいかなかったらと心配します。

唐社長は想像してみるだけでもいい。今の生活が彼女にとってベストかどうかは誰も分からないと答えます。

みんないろんな形で麦巻さんのことを心配しているのですね。

確かに。なんでもやってみないと結果はわからないですよね。

ベジタリアンメニュー

反橋さんの職場のシーンです。隣の人のアンケートの集計を手伝うために、残業を申し出る女性。

母親に今日はご飯は作れないと電話します。なんだかとても嬉しそうです。

ズーパーで大豆ミートを購入して家に帰ります。先日、見つけて嬉しそうだったのに、買わずに戻した商品ですね。

しかしダイニングテーブルの上には、母が作ったローストビーフが。イライラしたようなガッカリした顔を見せます。

そしてファミレスでサラダを頼んでいる女性。

八頭さんがドリンクバーでソイラテをそそごうとしますが、故障していて飲めませんでした。

女性はドリンクバーでソイラテは珍しいのに残念ですねと言います。

席もたまたま横同士で、二人ともサラダだけ食べています。

夜道、八頭さんの後を女性が歩きます。たまたま同じ方向だと話をします。

女性は八頭さんにベジタリアンですか?と聞きます。八頭さんはファミレスでサラダとソイラテしか口にしようとしてないのを隣で見て気になっていました。

八頭さんは鶏の魅力を伝え、僕なんかが食べていいものかと思い、肉から遠ざかっていると答えました。

スーパーで金柑をずっと見つめる麦巻さん。698円。前回より100円値下げされていました。しかしまだまだ高いと、その場を後にします。

雨が降っています。司さんが駐輪場で何かしています。

先日のデザートのお礼にと大根を一本、司さんに渡す麦巻さん。家計は厳しくてもきちんとした麦巻さんです。

きっかけ

公園のベンチでタブレットの賃貸物件をながめる高麗さん。

麦巻さんが声をかけると、隣のお爺さんがガーっ、ペッと痰を吐き出す音が一日中で限界と話してくれました。

大谷さんにも相談しましたが、おのお爺さんは注意しても意固地になって余計酷くなるので、奥さんもお手上げだそうです。

逆にリモートとか仕事の騒音には厳しいので気をつけてと言われる始末。ちょっと理不尽です。

高麗さんは思ったそうです。ここに住んでる人たちはこうやってずーっと我慢してきた人たちなんだな。ここにはもう未来はないなと。

高麗さんは決断が早いですね。

似た者同士

ファミレスで前回と同じ席に座る八頭さんと女性。八頭さんはこんばんはと挨拶をします。いつの間にか同じ席に座る二人。

母のこだわりのために食事を作るのが我慢できなくなってしまってと話す反橋さん。

こだわりというのは、食べるものはなるべく手作りでとか、男の子だからお肉をたくさん食べさせなくてはとかです。

最近はお肉を料理するのも買うのも辛くなったそうです。

八頭さんは逃げてもいいと思うと女性に言います。無理と思うこととか合わないと思うことには遠ざかっていいと思うと。

八頭さんは自分が会社を辞めて社会から逃げたのは、間違ってなかったと今はそう思えるんだと言います。

お肉のことは全て弟さんに任せてみてはと伝えます。反橋さんは「そうですね、そうします。」と柔らかい表情で答えます。

この二人、いい感じの雰囲気です。

それぞれの旅立ち

司さんから「キャベツいかがですか?」とメールが来ます。司さんのお家にお邪魔する麦巻さん。

何やら今から八つ頭さんと女性がくるので、麦巻さんにも一緒にジャッジしてほしいとのこと。

八つ頭さんにこんな素敵なガールフレンドが。人生って何が起こるかわからないですね。

少しの寒さで体調を崩した麦巻さん。こんな感じでは移住なんてできないと落ち込みます。

金柑を煮込み、温泉のもとを入れたお湯につかり、鈴さんの新作を羽織り金柑のシロップ煮を頬張る幸せそうな麦巻さん。

明日テストなんです、部屋を貸してくださいと尋ねてきた弓ちゃん。

八つ頭さんに高麗さん、麦巻さんも将来、この団地を巣立っていくことを考えると、少し寂しい鈴さんと司さんでした。

第7話に続きます。

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